安倍総理と朴大統領“初”顔合わせ 日米韓首脳会談[2014/03/26 05:51]

 日本とアメリカ、韓国の首脳会談が行われ、安倍総理大臣と朴槿恵(パク・クネ)大統領が初めて正式な会談で顔を合わせました。

 (野村友弘記者報告)
 安倍総理は冒頭、朴大統領に呼び掛けるサプライズで関係改善の意欲を示しました。
 安倍総理大臣:「朴槿恵大統領、お会い出来てうれしいです」
 日米韓の首脳会談は、オランダ・ハーグ市内のアメリカ大使公邸で、日本時間の26日午前2時半すぎから50分間行われました。会談では北朝鮮問題を中心に議論が行われ、安全保障問題で日米韓が緊密に連携することで一致しました。また、拉致問題は触れられたものの、歴史問題は触れられなかったということです。
 安倍総理大臣:「今回の会談を今後、未来志向の日韓関係に発展させていく第一歩にしていきたい」
 一方の朴大統領は、「この場が3国間の協力を強化するきっかけになることを期待する」と話しましたが、安倍総理とは対象的に終始、硬い表情でいたのが印象的でした。会談冒頭の握手も日韓双方の首脳が交わす場面は無く、関係改善の道のりはまだスタートについたばかりであることを物語っていました。

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