南米チリ沖でM8.2の地震 これまでに5人死亡[2014/04/02 15:36]

 南アメリカのチリ沖で発生したM8.2の地震と津波で、これまでに5人が死亡しました。現地の日本大使館などが日本人の安否確認を急いでいます。

 日本時間の2日午前8時46分ごろ、南米チリの北部、イキケから北西に約100kmほど離れた太平洋沖で地震が発生しました。ハワイにある太平洋津波警報センターによりますと、地震の規模はM8.2で、震源の深さは10kmと推定されています。この地震で津波が発生し、震源に近いイキケでは、地震の発生から19分後に2mを超える高さの津波が観測されました。チリ政府によりますと、これまでに5人が死亡しました。現地の日本大使館などによりますと、イキケ周辺には約20人の日本人が生活していますが、安否の確認を進めているということです。

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