米通商代表「日豪EPAは日米交渉に影響ない」[2014/04/09 00:05]

 TPP=環太平洋経済連携協定の閣僚レベルの交渉のため、来日したアメリカのフロマン通商代表は、日本とオーストラリアがEPA=経済連携協定に大筋合意したことについて、日米交渉に影響はないという見方を示しました。

 フロマン通商代表:「日豪の(EPA)合意はあまり影響ない。合意内容を詳しく知らないが、牛肉を巡る条件については見た。我々がTPPで達成しようとするレベルは更に高いものだ」
 フロマン代表と甘利TPP担当大臣の交渉は、9日から10日午前まで断続的に行われる見通しで、今月24日に行われる日米首脳会談に向けて合意の取りまとめを目指します。ただ、事前の実務者協議では焦点の農産品の関税などでほとんど歩み寄りはなく、日本側の関係者は「このままいくと決裂するだろう」という見方も示しています。

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