ウクライナ内相 親ロシア派排除に「実力行使」も[2014/04/10 05:56]

 ウクライナ東部の各地で州庁舎を占拠している親ロシア派のデモ隊について、暫定政府の内相は実力行使も辞さない姿勢を示しました。

 ウクライナ暫定政府・アバコフ内相:「交渉による政治的な解決を目指すが、衝突を望むなら当局による強硬措置を取る」
 ウクライナ暫定政府のアバコフ内相は9日、ロシア編入を求めるデモ隊が州庁舎で籠城(ろうじょう)を続けている東部のドネツクなどの情勢について、「政治的な交渉か、実力行使によって安定化させる」と指摘しました。
 一方、ロシアのプーチン大統領は閣議で、ウクライナ当局に対して「取り返しのつかないことをしないよう期待している」と述べています。治安部隊の突入など、強硬な手段を取らないよう警告したものとみられます。

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