「尖閣は安保の適用」…「断固反対だ」中国[2014/04/24 17:09]

 安倍総理大臣とオバマ大統領の共同記者会見で大きく取り上げられた中国ですが、オバマ大統領が「尖閣諸島が日米安保条約の範囲だ」と述べたことについて、中国はどのような反応を見せているのでしょうか。

 (青木俊憲記者報告)
 24日午後に開かれた会見で、中国外務省は「断固反対だ」などと反発しました。秦剛報道局長は、「尖閣諸島は中国固有の領土で、主権を守る決心は揺るがない」と主張した上で、「日米同盟は冷戦の産物で、中国の正当な権益を損なってはならない」と述べました。中国メディアもさまざまな分析をしていますが、大きく2つの特徴があります。1つは、アメリカのお墨付きで日本の右傾化が一層進むという懸念です。23日夜の国営テレビの番組は、「安全保障面で、アメリカは日本により大きな役割を果たすことを求めているが、集団的自衛権も含め、日本のしばりを解くことで、どれだけ危険か想像もつかない」と伝えていました。もう1つは、日本に良い顔をしただけで、実際の影響力は無いという見方です。中国共産党系のメディアは、中国が大きく、そして強くなる中、特に経済面でアメリカは中国に頼ることしか出来ず、米中関係を損なうことまでは考えていないと分析しています。尖閣問題と引き換えにTPP=環太平洋経済連携協定で日本に譲歩を迫るなど、アメリカは自分の利益しか考えていないという分析も多く出ています。