米オクラホマ州の山火事30棟全焼　炎の勢いは衰える[2014/05/06 11:58]

　アメリカ・オクラホマ州で発生した大規模な山火事の被害が広がっています。

　気温38度という季節外れの高温による記録的な乾燥状態と強風にあおられ、野焼きの火が一気に燃え広がりました。山火事はこれまでに16km2を焼き、全焼した建物も30棟に増えています。これまでに、避難することを拒んだ56歳の男性1人が逃げ遅れて死亡しました。山火事の勢いは当初よりは衰え、一時、避難していた周辺住民ら1000人のほとんどが自宅に戻っているということです。ただ、乾燥状態が続き、強風も収まらないため、地元消防当局の間では、鎮火するまでにあと数日かかるという見方も出ています。