ウクライナ大統領選直後 空港で対テロ作戦再開か[2014/05/27 05:53]

 ウクライナは大統領選挙が終了しましたが、東部ドネツクでは親ロシア派勢力が空港を占拠し、軍が対テロ作戦を再開した模様で混乱が続いています。

 ドネツク空港では26日未明、親ロシア派勢力が空港を占拠し、航空機の運航がすべてキャンセルされました。空港奪還のために、ウクライナ軍は戦闘機で威嚇射撃を加え、ヘリコプターで兵士を送り込んだほか、親ロシア派が設置した対空砲を破壊したと明らかにしました。
 ポロシェンコ氏:「彼らは無法者で、殺人者で、テロリストにすぎない。世界中、どの文明国もテロリストと交渉することはない」
 一方、選挙で次期大統領の座を確実にしたポロシェンコ氏は26日、会見で、親ロシア派への対テロ作戦について、これまで以上に強硬な姿勢で臨む考えを示しました。

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