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2014年5月27日 18:05

“掃討作戦”にロシアは?緊張を高める可能性も

“掃討作戦”にロシアは?緊張を高める可能性も
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 25日に大統領選挙が行われたばかりのウクライナでは、東部で混乱が続いています。26日は、親ロシア派勢力が東部ドネツクの空港を占拠。航空機の運航がすべてキャンセルされました。空港を奪還するため、ウクライナ軍は、戦闘機による威嚇射撃を行うなど親ロシア派の掃討作戦を展開し、激しい戦闘が繰り広げられました。この戦闘で複数の死者が出ているという情報もあります。ウクライナ情勢で鍵を握るロシアは、今後、どのような行動に出るのでしょうか。

 (陣中文記者報告)
 ウクライナ軍が親ロシア派に対して戦闘機で攻撃したのは初めてで、ロシアが反発を強めることも予想されます。プーチン大統領側近の下院議長は26日、「新政権が親ロシア派排除の軍事作戦を停止するのが重要だ」と牽制(けんせい)したばかりでしたが、無視された格好です。ただ、今回の攻撃に対して、今のところロシア政府などから非難する声は上がっていません。このように表向き平静である背景について、ロシア外務省の元幹部は、我々の取材に対して「プーチン大統領が『ウクライナ大統領選を尊重する』と発言したことは重要だ」と答えています。このように、ロシアとしては、国境に再び軍を集結させるなどの行動をすぐに起こすことは考えにくいですが、親ロシア派への掃討作戦が続く場合、黙って見過ごすことはできず、再び緊張を高める可能性はあります。

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