街に絵描き思いを…W杯待ち望む市民と反対する市民[2014/06/07 10:55]

 FIFAワールドカップの開幕式が行われるブラジル・サンパウロでは、大会を待ち望む市民と反対する市民がアートでそれぞれの思いを伝えようとしています。

 サンパウロ市内の住宅街では、近隣に住む大人や子ども約50人が手書きでワールドカップを歓迎するアートを道路に描き、歓迎ムードに沸いています。
 絵を描いたアルバロ・ジニズさん :「頑張れ日本!ブラジル、ジャパン!」
 一方、小学校の校門には、飢えた子どもの姿を通してワールドカップ開催に疑問を投げ掛けるアートが登場しました。日系3世のブラジル人、イトウさんが描いたもので、インターネット上で大きな反響を呼んでいます。
 パウロ・イトウさん:「子どもたちは、貧困の問題に直面しています。(ブラジルの)問題点も見てほしい」

「2014 FIFAワールドカップ ブラジル」

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