現職のルセフ大統領が接戦を制す ブラジル大統領選[2014/10/27 14:20]

 ブラジルで大統領選の決選投票が行われ、現職のルセフ大統領が経済改革を訴える野党候補との接戦を制し、再選を果たしました。

 ブラジル大統領選の決選投票は26日に即日開票され、貧困対策をアピールした現職のジルマ・ルセフ大統領(66)が、野党・社会民主党のアエシオ・ネべス上院議員(54)を破り、再選されました。開票はほぼ終了し、ルセフ大統領の得票率は51.6%、ネべス議員が48.4%と接戦でした。経済界の支持を取り付けたネべス氏は、サッカー・ワールドカップの後も景気が低迷しているとルセフ氏の経済政策を批判しましたが、わずかに及びませんでした。ルセフ氏は経済再生などに取り組むほか、2年後に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックを指揮することになります。

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