天野&中村教授 今年の漢字は「驚」「光」[2014/12/08 01:02]

 ノーベル物理学賞を受賞する天野浩教授と中村修二教授は7日、世界のメディアを前に会見を行うなど、分刻みのスケジュールをこなしています。

 (吉田豪記者報告)
 中村教授と天野教授は、改めて受賞の喜びを語ったほか、到着して数日経ったストックホルムについて次のように話しました。
 名古屋大学大学院・天野浩教授:「街中でLED使われているなというのを見て、ホテルの中でもLED化が進んでいて、楽しませてもらっています」
 カリフォルニア大学サンタバーバラ校・中村修二教授:「クリスマスツリーがほとんど全部LEDだと聞いて、LEDが非常に重要な役割を果たしている。クリスマスツリーを見て思いました」
 北に位置するストックホルムは日の入りが7日は午後2時50分と非常に早く、すぐ夜になります。夜が長いです。そのため、明るく長持ちのLEDが街の彩り、そして、人の暮らしを支えています。両教授もそれを感じたと話していました。また、年末ということで、漢字1文字で今年を表して頂きました。中村教授は「光」、そして、天野教授は「驚」と書かれました。驚きの受賞から早2カ月。8日は、市民を前に講義を行う「ノーベルレクチャー」が行われます。

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