「ダンスは見てました」 日本の3教授にメダル授与[2014/12/11 11:49]

 ノーベル物理学賞の授賞式が10日、ストックホルムで行われ、受賞した天野浩教授ら3人に賞状とメダルが授与されました。

 授賞式は日本時間の11日午前0時半から始まり、赤崎勇教授、天野教授、そして中村修二教授がスウェーデンのグスタフ国王からメダルと賞状を手渡されました。授賞式後の晩餐会(ばんさんかい)では、天野教授がシルビア王妃の隣に座り、フルコースのディナーを楽しみました。
 名古屋大学大学院・天野浩教授:「素晴らしかったけど、だいぶ疲れました。ダンスは見てました」
 香寿美さん:「踊りませんでした。着物でしたので」
 長女・彩さん:「実は私は1人の化学賞の受賞者の方と踊らせて頂きました。身に余る光栄なんですけど」
 長男・充さん:「楽しめましたね。舞踏会はちらっと見るだけ見てました」
 カリフォルニア大学、サンタバーバラ校・中村修二教授:「良かったですよ。おいしい食事で楽しみましたけど。スピーチは原稿があったので読むだけです」
 公式行事の多くは終了し、赤崎教授は11日に、中村教授は13日にそれぞれ帰国の途に就く予定です。一方、天野教授は15日まで現地にとどまって、大学での講演などを予定しています。

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