“金正恩氏暗殺”コメディー映画の上映館にテロ警告[2014/12/17 12:57]

 北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺計画をテーマにしたコメディー映画を上映する映画館をテロ攻撃の対象にするとにおわせる警告文がネットに投稿されました。

 「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント」が今月25日にアメリカなどで公開予定しているコメディー映画「ザ・インタビュー」は、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺計画を題材にしています。警告文をネットに投稿したのは「ガーディアンズ・オブ・ピース」と名乗る集団で、「2001年9月11日を思い出せ。映画が上映される場所から離れることを勧める」と、映画館をテロ攻撃する可能性をにおわせています。さらに「近いうちに起こることは、ソニー・ピクチャーズの欲が招いたもので、世界中から非難されることになる」としています。ガーディアンズ・オブ・ピースはこれまで、ソニー・ピクチャーズへのハッカー攻撃に関与したことを認めていて、「我々は完璧であり、FBI(米連邦捜査局)には捕まらない」と挑戦的なメッセージを出しています。このサイバー攻撃について、アメリカのメディアは「北朝鮮が関わっているという見方が強まっている」と報じています。

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