トヨタ 燃料電池の特許、約5680件を無償で提供へ[2015/01/06 11:55]

 走行中に水しか排出しない「究極のエコカー」の普及を目指すため、トヨタ自動車は、燃料電池の特許約5680件を他の自動車メーカーなどに無償で提供すると発表しました。

 トヨタは先月、水素を燃料にして走り、水しか排出しない燃料電池自動車の一般販売を世界で初めて開始しました。トヨタは5日、燃料電池システムの制御や水素タンクの特許など、約5680件を2020年末まで無償で他の自動車メーカーやエネルギー会社などに提供すると発表しました。燃料電池車はコストが高く、安定した市場を作ることが課題となっていて、トヨタは燃料電池市場の拡大を図ると同時に主導権を握る狙いがあるとみられます。エコカーの特許を巡っては、アメリカのベンチャー会社「テスラモーターズ」も電気自動車関連の特許の無償提供を行っています。