人質事件に何らかの進展か…現地対策本部は[2015/01/24 17:31]

 過激派組織「イスラム国」に拘束されたとみられる後藤健二さんと湯川遥菜さんの安否はいまだに分かっていません。現地対策本部が置かれているヨルダンのアンマンから報告です。

 (及川大地記者報告)
 現地対策本部で指揮を執る中山外務副大臣ですが、1時間ほど前にヨルダンの日本大使館を複数の大使館職員とともに車で出ました。そして、つい先ほど、こちらに戻ってきました。イスラム国とコンタクト可能な人物と接触していた可能性もあり、人質事件に何らかの動きがあったのではないかということで、現場はピリピリと張り詰めた空気になっています。中山副大臣は23日夜、記者団に対し、人質の2人はまだ生存しているという立場を示していました。いわゆる期限は過ぎていますが、イスラム国側に対して様々なルートを通じて解放に向けた努力を重ねているということです。現在、ヨルダンは24日午前10時半を過ぎたところで、夜には中山副大臣の定例の記者対応を行うとみられます。人質事件に関して何らかの進展があったのか、その発言が注目されます。

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