白鵬、母国で“国民栄誉賞” 朝青龍もエール[2015/02/18 05:53]

 大相撲1月場所で史上最多となる33回目の優勝を果たした横綱・白鵬が母国モンゴルで国民栄誉賞にあたる賞を受賞し、故郷に錦を飾りました。

 (冨坂範明記者報告)
 横綱・白鵬は緊張した表情で、エルベグドルジ大統領から国民栄誉賞に相当する「労働英雄賞」を授与されました。父親で五輪銀メダリストのムンフバトさんも同じ賞を受賞していて、親子の受賞は初となります。
 横綱・白鵬:「もらった時、感極まってちょっと目が濡れましたけれど、(日本とモンゴル)両国の人々、その思いのおかげ」
 また、かつてのライバル、元横綱・朝青龍も駆け付け、エールを送りました。
 元横綱・朝青龍:「一緒に相撲を取って優勝を経験した者として、心からうれしく思う」
 モンゴル相撲の会場でも、白鵬に刺激を受け、日本で相撲を取りたいという少年力士たちを多く見掛けました。
 モンゴル相撲力士:「横綱・白鵬みたいに、いい取組を見せていきたい」
 連日、トップニュースで取り上げられた今回の帰国。日本の大記録を塗り替えた横綱・白鵬が多くのモンゴル国民にも希望を与えています。

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