米高官が「中国を批判」 南沙諸島埋め立て拡大で[2015/05/14 15:00]

 中国がフィリピンなどと領有権を争っている南シナ海で埋め立てを拡大していることに対し、アメリカ国防総省の高官が議会の公聴会で批判しました。

 米国防総省・シアー国防次官補:「去年初めからの約8km2にも及ぶ中国の埋め立ては、他国の努力を妨げるものだ」
 公聴会に出席したシアー次官補は、中国が南シナ海で進める埋め立ては周辺国が前線基地の軍事力を高めることになり得るものであり、見込み違いによる衝突などの危険が増すと批判しました。そのうえで、アメリカ軍による定期的な偵察活動や、フィリピンなど周辺の同盟国との関係強化などによって中国を牽制(けんせい)していく考えを示しました。また、シアー次官補は、埋め立てによって2017年か2018年に飛行場が完成するとの見通しを示しました。