ベッカム氏「FIFAを軽蔑する」 上層部の体質を批判[2015/06/04 09:52]

 イギリスを代表するサッカー選手だったデビッド・ベッカムさんが、FIFA(国際サッカー連盟)の汚職事件について初めてコメントし、「FIFAを軽蔑する」と強く批判しました。

 FBI(米連邦捜査局)による捜査やブラッター会長の突然の辞任について、ベッカム氏は「今こそFIFAが変わる時だ」とこれまでの体制を初めて批判しました。「サッカーはトップ数人のものではなく、スポーツを愛する世界中のたくさんの人々のものだ」ともコメントし、FIFA上層部の体質を元選手の立場から強く非難しています。イングランドの主将として活躍したベッカム氏は、2018年ワールドカップの招致アンバサダーとして活動していましたが、本命と目されていたイングランドはわずか2票しか獲得できず落選し、開催国はロシアに決定しています。

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