巨大アーチは工期長引く要因にならない 設計事務所[2015/06/30 10:56]

 新国立競技場の建設計画が正式に発表されたことを受けて、設計を担当するザハ・ハディド氏の事務所が声明を発表しました。

 ロンドンに拠点を置く「ザハ・ハディド・アーキテクツ」はANNの取材に対し、「スタジアムのデザインや予算などが確定したことで、2019年のラグビーワールドカップと2020年の東京オリンピックに世界の人々を新国立競技場へ迎えられることが確実になった」とコメントを出しました。また、2本の巨大なアーチについては「座席部分と同時並行で建設できるように設計されている」として、工期が長引く要因にはならないとしています。新国立競技場の総工費はザハ氏の斬新なデザインなどで当初の予定よりも900億円高い2520億円に膨らみ、財源の確保が問題となっています。

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