クリミアで軍備増強を…ロシア国防省の高官訴える[2015/07/31 08:00]

 ロシア国防省の高官は、アメリカが東ヨーロッパにミサイル防衛システムの配備を進めていると批判するとともに、クリミアでの軍備増強の必要性を訴えました。

 ロシア、アントノフ国防次官:「アメリカの対空ミサイルシステムがロシアに脅威を及ぼしたら、我々はすべての必要な措置を取る」
 ロシア国防省のアントノフ次官は30日、イランの核開発を制限することで各国が合意した状況のなかで、アメリカがヨーロッパで「ミサイル防衛システムを推進する必要はないはずだ」と批判しました。そのうえで、そうした動きに対抗するため、ロシアが一方的に編入したクリミア半島に軍備を増強する必要性を訴えました。核兵器の搭載が可能な爆撃機をクリミアに配備するのかというANNの質問に対しては、その可能性を否定しませんでした。

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