原爆の日 ワシントンでも追悼式 核廃絶訴える[2015/08/06 15:00]

 広島への原爆投下から70年を迎えたのに合わせ、アメリカの首都ワシントンでも追悼式が開かれ、被爆者たちが核兵器の廃絶を訴えました。

 市民団体が開いた式典では、広島に原爆が投下された時間にあたる5日午後7時15分に参加者たちが黙祷(もくとう)を捧げました。続いて、16歳の時に広島で被爆した松山五郎さん(86)が当時の体験を語り、「核兵器のない平和な世界をつくろう」と呼び掛けると、参加者は立ち上がって拍手で応えました。
 参加者:「子や孫の将来を心配するならば、私たちは世界に平和をもたらすためにあらゆる努力をしなければならない」
 また、会場となった美術館では、原爆被害の実情を訴えようと原爆展も催されていて、ワシントンでは20年ぶりだということです。

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