国際

2015年9月29日 08:27

岸田大臣、在日米軍基地の「環境補足協定」に署名

2015年9月29日 08:27

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 ワシントンを訪問している岸田外務大臣は、カーター国防長官と会談し、在日アメリカ軍基地の環境調査に関する協定に署名しました。

 岸田外務大臣:「この協定は地元の信頼を一層、高め、日米の安全保障体制が将来にわたって日本国民から一層、支持されていくうえで大きな意義を有している」
 カーター米国防長官:「協定は我々の同盟にとって大きな一歩だ」
 この協定で、アメリカ軍基地内で環境汚染事故が発生した場合や基地返還前の調査が可能になります。また、日米のどちらかの要請があった場合は、協定の実施について合同委員会の枠組みを通じて協議すると定めています。岸田大臣は会談で、普天間基地の辺野古移設を円滑に行うためにも沖縄の負担軽減が重要だと説明し、カーター長官と辺野古移設を進めるために日米の協力が重要との認識で一致しました。

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