習近平国家主席 ベトナムの国会で異例の演説[2015/11/06 22:52]

 ベトナムを初めて訪問した中国の習近平国家主席が、ベトナムの国会で演説しました。海外の首脳がベトナム国会で演説するのは異例ですが、両国が争う南シナ海の領有権問題には一切触れず、友好関係を強調しました。

 習主席は初のベトナム訪問2日目となる6日、国会演説に臨みました。ベトナムの国営メディアによりますと、習主席は演説で「両国の考えに違いはあるが、ともに乗り越えよう」としたものの、南シナ海の領有権問題には触れず、「両国は兄弟国だ」などと友好関係を強調したということです。ベトナム政府も習主席訪問の歓迎ムードを演出していますが、市民らが街頭で歓迎する光景などはなく、一部で反中デモも起きています。習主席はシンガポールに移動し、7日に台湾の馬英九総統とトップ会談に臨みます。