日中文化交流深まる　高倉健さん追悼上映会など[2015/11/14 23:02]

　日中の文化交流が深まりをみせています。

　歌手の芹洋子さんが北京で、約920人の観客を前にヒット曲「四季の歌」などを熱唱しました。芹さんは、30年以上も中国との民間交流を続けていて、3年前にも北京で公演する予定でしたが、沖縄県の尖閣諸島を巡って日中関係が悪化し実現せず、今回は8年ぶりの中国公演となりました。
　芹洋子さん：「音楽に国境はないなと思いました」「今回、久しぶりに中国の皆さんと一緒に歌わせて頂いて新しいスタートができたと思います」
　一周忌にあわせた上映会には、中国で大ブームとなった映画「君よ憤怒の河を渉れ」で高倉さんと共演した中野良子さんも会場を訪れ、大きな拍手で迎えられました。高倉さんの代表作は、北京市内の大学などで来月6日まで上映される予定です。