大村智さん帰国の途に 直前にノーベルの墓参り[2015/12/13 05:55]

 授賞式や晩餐会(ばんさんかい)などノーベル賞の行事を終えた大村智さんがストックホルムから帰国の途に就きました。

 ノーベル医学生理学賞・大村智さん:「あっという間でしたね。1週間長いなあ、3日くらいで終わらないかなと思ってたんですが、滞在してみますと(ストックホルムの)素晴らしさが分かってきました」
 大村さんは12日、帰国前に娘の育代さんとともにノーベル賞を創設したアルフレッド・ノーベルの墓を訪れ、花を手向けました。
 ノーベル医学生理学賞・大村智さん:「1901年からずっとこういう賞を出して世の中の科学の発展に貢献されたわけですから、そういう仲間に私も入れて頂いたということでありがとうと」
 大村さんは13日夕方に羽田空港に到着し、会見を行う予定です。一方、梶田隆章さんはストックホルム市内のノーベル財団を訪問し、物理学賞のメダルを受け取りました。
 ノーベル物理学賞・梶田隆章さん:「率直にうれしいですね」「(Q.重さは感じられますか?)感じました。無事に終わったなという、そういう感じがします」

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