シリア空爆、反体制派や市民ら57人死亡 ロシア軍か[2016/01/10 15:40]

 シリア北西部で空爆があり、反体制派のメンバーや市民ら57人が死亡しました。人権団体はロシア軍による攻撃だとしています。

 イギリスに拠点を置く「シリア人権監視団」によりますと、シリアのイドリブ県で9日に空爆が行われ、裁判所などが破壊されました。空爆があったのは、アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」の支配地域で、「ヌスラ戦線」のメンバーや近くにいた市民ら少なくとも57人が死亡したということです。シリア人権監視団は、空爆はロシア軍によるものだとしています。シリアのアサド政権を支援するロシア軍は、過激派組織「イスラム国」への空爆に加え、「ヌスラ戦線」にも空爆を続けています。

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