「戦闘員の子供多く生む」など「イスラム国」報告書[2016/01/15 10:55]

 オランダの情報機関が、過激派組織「イスラム国」の支配地域について報告書をまとめました。スパイかどうかを確認するための尋問が頻繁に行われているなどとしています。

 オランダの情報機関「AIVD」の報告書「暴かれた神話」は、ヨーロッパからイラクやシリアなどにある「イスラム国」の支配地域に移り住んだ人々の生活について書かれています。報告書によりますと、支配地域に入った男性はスパイであることが疑われ、数日間、尋問されるということです。また、女性の役割は「戦闘員の子どもをより多く産むこと」とされ、未婚女性は週に一度しか外出を許されないということです。子どもたちについては6歳から学校に通い、英語とアラビア語を学ぶほか、ジハード「聖戦」への理解と実践について教育を受けると報告されています。

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