“ジハーディ・ジョン”死亡 「イスラム国」認める[2016/01/20 10:33]

 過激派組織「イスラム国」は、これまで多くの人質殺害に関わったとみられるメンバーの「ジハーディ・ジョン」が死亡したことを明らかにしました。

 「イスラム国」は19日、インターネット上に公開した機関誌「ダービク」で、去年1月に人質となっていた後藤健二さんや湯川遥菜さんを殺害したとみられる覆面姿の男、ジハーディ・ジョンについて「最高の殉教者」として掲載しました。そして、「去年11月12日にシリアのラッカでドローンを使った攻撃を受けて死亡した」と明らかにしました。ジハーディ・ジョンはクウェート出身のイギリス人、モハメド・エムワジ容疑者とされ、去年11月、アメリカ軍が空爆の標的にしたと明らかにしていました。「イスラム国」は機関誌のなかで、去年11月のパリ同時多発テロや先月にアメリカ・カリフォルニア州で起きた銃乱射、今月14日のジャカルタでの爆弾テロなどについても関与を認めています。

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