【震災5年】NYで「心のケア」テーマに 日米が交流[2016/03/09 11:55]

 東日本大震災から11日で5年です。被災地で活動する医師らがニューヨークを訪れ、アメリカ同時多発テロの遺族らと災害などの被害者の「心のケア」について意見を交わしました。

 日米の交流会には、宮城県石巻市で活動する精神科医やアメリカ同時多発テロの後に遺族の心のケアを担当した医師らが出席しました。
 石巻市で活動する精神科医・原敬造氏:「我々が被災地からまた引いてしまうことによって、新たな見捨てられるような体験を生み出してはいけない」
 交流会には、同時多発テロで夫を亡くした女性も出席し、「心から立ち直るまでには8年かかった」と述べました。長期的な視点に立った心のケアの大切さを訴えました。

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