トランプ氏 大票田の州を制し“指名争い決着”に…[2016/03/10 15:00]

 アメリカ大統領選挙で共和党の候補者選びをリードするトランプ氏が、予備選挙などが集中する15日に大票田の州を制して指名争いに決着を付けると自信を見せました。

 共和党、ドナルド・トランプ氏:「フロリダ州とオハイオ州で勝てば予備選は決着する。ノックアウトしてやる」
 フロリダ州やオハイオ州などの大票田で予備選挙などが行われる15日は「クルーシャルチューズデー(正念場の火曜日)」と呼ばれ、指名争いのヤマ場の一つになります。対立候補のルビオ氏とケーシック氏は、それぞれフロリダ州とオハイオ州が地元ですが、世論調査ではトランプ氏がフロリダ州で2位のルビオ氏を16ポイント引き離し、オハイオ州でもケーシック氏に6ポイント差を付けてトップに立っています。また、この日から獲得できる代議員の数は得票率に応じた比例配分ではなく、勝者総取りシステムとなるため、トランプ氏が勝利すれば大量の代議員数を獲得し、指名獲得に一気に近付くことになります。

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