東日本大震災から5年に合わせ、エジプトのカイロではエジプト人学生らが犠牲者を悼み、復興を願う合唱イベントを開きました。
イベントは10日夜、カイロ中心部で開かれ、日本に関心を持つエジプト人ら300人の観客が集まりました。舞台では、日本語を学ぶ学生ら150人が坂本九さんの「上を向いて歩こう」など日本の歌を次々に披露しました。エジプトでは、震災直前の2011年1月の革命以降、度重なる政変で混乱が続き、震災からの復興と境遇を重ね合わせて共感する人も多くいます。
参加者:「親を失った日本の子どもたちを思って参加しました。応援していると伝えたいです」「未来へ向かって頑張りましょう」
参加者らは日本語の歌で被災地の復興を祈りました。
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