ルビオ氏、地元フロリダ死守なるか 米大統領選[2016/03/14 11:48]

 アメリカ大統領選挙、共和党の候補者選びでは、トランプ氏がトップをひた走るなか、15日に5つの州で予備選挙が行われ、2度目のヤマ場を迎えます。なかでも注目は大票田のフロリダ州。地元出身で共和党の主流派のルビオ氏がここを死守できるかが焦点となっています。

 (西尾哲也記者報告)
 トランプ氏の集会は野外コンサート会場で開かれ、数千人が集まりました。トランプ氏は「自分こそが大統領にふさわしい」と述べ、勝利への自信をのぞかせました。
 共和党、ドナルド・トランプ氏:「私は他の候補者より優れている。私に投票するのが重要だ。そうでなければ投票するな」
 しかし、会場前では、反トランプ氏を掲げる若者ら数十人が抗議活動を行い、一時はトランプ氏への支持者とにらみ合いが続きました。2日前には男が壇上に上ろうとする騒ぎがあったばかりで、警察は金属探知機を投入し、トランプ氏の名前入りの応援看板さえも没収していました。 一方、ルビオ氏は、フロリダで負ければ撤退も避けられない背水の陣で、地元に張り付き、どぶ板選挙を展開しています。最新の世論調査ではトランプ氏がリードしていますが、撤退した同じく地元のジェブ・ブッシュ氏の支持者がルビオ氏の応援に加わるなど反トランプ陣営も結集し、最後の巻き返しを図っています。

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