“パナマ文書”プーチン大統領「犯罪性ない」と反論[2016/04/08 11:55]

 ロシアのプーチン大統領は、「パナマ文書」で暴露された友人の租税回避地の企業を使った不透明な金融取引について「犯罪性はない」と反論しました。

 ロシア、プーチン大統領:「ロシア大統領の友人が汚職に関係あることをしたと言われているが、何も関係ない」
 いわゆる「パナマ文書」は、プーチン大統領の友人のチェロ奏者がタックスヘイブンと呼ばれる租税回避地の企業を利用して2200億円の不透明な金融取引があったと指摘しています。プーチン大統領は7日、この問題について初めて言及し、友人は収入で高価な楽器を購入して公共団体に寄付していたと説明し、不正はなかったと汚職疑惑を否定しました。そのうえで、「ロシア国内情勢を揺さぶるものだ」と述べ、アメリカなどによる陰謀だという見方を示しました。

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