トランプ氏が講演「同盟国はさらに対価払うべき」[2016/04/28 05:56]

 アメリカ大統領選挙の共和党の候補者選びでトップを走るトランプ氏が外交政策について初めて公式に講演し、日本などを念頭に「アメリカの同盟国はさらに対価を払うべきだ」と強調しました。

 共和党、ドナルド・トランプ氏:「米国に守られている国は対価を払わなければならない。もし払わないなら、米国は同盟国に自国で防衛させなくては」
 トランプ氏は、大統領に就任すれば「アジアやヨーロッパの同盟国に首脳会議を呼び掛け、政策を説明する」と新たに提案しました。北朝鮮の核・ミサイル開発の問題については中国に対応させるとしました。
 ギルモア元バージニア州知事:「米国と同盟国は、お互いに経済的な支援をしなくてはいけない。トランプ氏の考えは正しい」
 講演には各国の外交官や専門家が招待されましたが、日本は欠席しました。また、会場前にはトランプ氏に抗議する人も現れ、一時、騒然としました。

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