「原爆投下は国民守るため」 米市民に懸念の声[2016/05/11 08:01]

 アメリカのオバマ大統領が現職の大統領として初めて広島を訪問することが決まりました。しかし、アメリカ国内ではこの訪問を懸念する声もあります。

 当時、海兵隊員だったサルバトーレ・アライモさん(88)は原爆投下の数週間後、広島で被爆した人たちを目の当たりにし、「二度と核兵器は使われるべきではない」と訴えています。しかし、原爆投下はアメリカ国民を守るためで正当だったと話します。
 元海兵隊員、サルバトーレ・アライモさん:「(日本人の)命を守らなかったかもしれないが、我々の命を守ったのは確かだ。(原爆投下しなければ)もっと多くの命が失われていただろう。オバマ大統領が広島に行くのは構わない。でも、謝罪するのは100万年経ってもだめだ」

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