米大統領“思い”語るだけで「大々的演説はなし」[2016/05/12 11:52]

 今月27日のオバマ大統領の広島訪問について、ホワイトハウスの報道官が現地で大々的な演説は予定していないと明らかにしました。

 ホワイトハウス、アーネスト報道官:「オバマ大統領は広島で自身が感じたことを語る機会は持つが、大々的な演説は計画していない」
 オバマ大統領は、短い演説か声明の形で訪問の感想などを語ることを検討しています。個人的な思いを語るという位置付けにすることで、原爆投下を謝罪したという批判を避ける狙いがあります。一方で、ニューヨーク・タイムズは、社説で「現状は核兵器のない世界という目標にはほど遠い」と指摘したうえで、オバマ大統領が「核軍縮の新たな取り組みを示せば威信を高めることができる」と広島での演説に期待を示しました。

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