「淵に立つ」が審査員賞 カンヌ国際映画祭[2016/05/22 04:32]

 世界三大映画祭の一つ、フランスのカンヌ国際映画祭で、日本の深田晃司監督の「淵に立つ」が「ある視点」部門で審査員賞を受賞しました。

 21日、第69回カンヌ国際映画祭で、ある視点部門の受賞作品が発表され、日本の深田監督の淵に立つが審査員賞を受賞しました。淵に立つは下町で暮らす夫婦が突然、現れた主人公の男と始める奇妙な共同生活を描いたもので、日本の夫婦や家族をテーマにした物語です。主人公の男は俳優の浅野忠信さんが演じています。ある視点部門は独自の視点や切り口を持った作品が集められる部門で、スタジオジブリが制作に参加したアニメ「レッドタートル ある島の物語」には特別賞が贈られました。

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