ダウン症題材番組の出演者が日本に向けてコメント[2016/06/10 01:26]

 アメリカで、ダウン症がある若者を追ったリアリティー番組がテレビアカデミー賞を受賞し、8日にカリフォルニア州ビバリーヒルズで授賞式が行われました。

 リアリティー番組「Born This Way」は、ダウン症がある若者7人が友情や恋愛を通して成長し、夢をかなえていく様子を追った番組です。ビバリーヒルズで8日に行われた授賞式に出演者らが出席し、受賞の喜びを語りました。
 出演者、エレナ・アッシュモアさん:「こんにちは、初めまして。日本の皆さんに私たちがどんなにユニークか見てほしい。ショーに出演することで(ダウン症があるという)恐怖心を克服することができます」
 この番組は放送回数を重ねるにつれて視聴率が大幅に伸び、制作側は反響の大きさに驚いたといいます。
 エグゼクティブプロデューサー、ジョナサン・マレー氏:「恐れずにダウン症がある人たちにアプローチし、話し掛けることで理解を深めてほしい」
 テレビアカデミー賞は社会への変革をもたらしたテレビ作品に贈られるもので、2008年から今年で9回目を迎えます。

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