ラマダン中に5200人超死傷…「イスラム国」テロ称賛[2016/07/13 11:55]

 過激派組織「イスラム国」は、今年の「ラマダン」と呼ばれるイスラム教の断食月の期間中に、バングラデシュの人質事件を含めて5200人以上を死傷させたと強調しました。

 「イスラム国」系のメディアは、12日までに「ラマダン期間中に十字軍の戦士やイスラム教シーア派など背教者を5200人以上死傷させた」とインターネット上で発表しました。また、「最も重要な作戦」として、アメリカ史上最悪の銃撃事件となったフロリダ州のナイトクラブで49人が殺害された事件やバングラデシュの首都ダッカで日本人7人を含む人質20人が殺害された事件などを挙げています。「イスラム国」は5月にインターネット上で、ラマダン期間中のテロ攻撃を支持者らに呼び掛けていました。

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