リオ五輪「反対」が国民の半数も 開幕まで約2週間[2016/07/20 13:58]

 来月5日に開幕が迫ったリオデジャネイロ・オリンピックについて、ブラジル国民の半数が反対しているという調査結果が出ました。

 この世論調査は、ブラジルの調査会社「データフォーリャ」がブラジル国民約2800人を対象に今月14日と15日に実施しました。リオ五輪に「反対」と答えた人は50%で、「賛成」の40%を上回りました。反対の割合は3年前の調査に比べて2倍に増えています。開催に反対という回答者が多かった地域は教育水準が高く、比較的、所得が高い人が多いブラジル南部と南東部でした。一方、若年層では賛成が目立ったということです。開催都市のリオデジャネイロの市民に聞いた調査では、オリンピックを「有害」と答えた人が47%で、「有益」の45%をやや上回りました。

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