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2016年8月6日 16:37

リオ五輪開幕迎え市民は…開催に“複雑な心境”

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 開幕の日を迎えたリオデジャネイロの市内の様子、そして市民の人々はどのくらい盛り上がっていたのでしょうか。

 (西尾哲也記者報告)
 開会式の最中、パブリックビューイングの会場がある街の中心部を取材していました。会場内は活気がありましたが、それ以外の場所は街が閑散としていました。半年前にこの街を取材した際は、ちょうどリオのカーニバルが開催中で、街全体が連日、朝までお祭り騒ぎでした。それに比べると、今回は非常に局地的で、盛り上がりに少し欠けるのではないかという印象です。そして、開会式当日の地元の新聞のスポーツ面には、かつてオリンピックの招致を決めた瞬間の写真を大きく掲載したうえで「長年の夢が現実になった」と南米初開催という悲願達成までの経緯を詳しく伝えています。しかし、同じ新聞の一面には「最悪の不景気のなかでオリンピックが開幕」と見出しが付けられ、公務員の給与すら支払われないなか、開催すること自体に疑問を投げ掛けています。一見、矛盾したような相反する論評ですが、これがまさに今、経済低迷と財政難にあえぐブラジル国民の複雑な心境を象徴しているといえます。

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