同時多発テロから15年 米大統領がテロ打倒へ決意[2016/09/12 00:46]

 アメリカの同時多発テロ発生から11日で15年を迎えました。オバマ大統領はテロ組織に打ち勝つために、改めて国民に結束を呼び掛けました。

 アメリカ、オバマ大統領:「アルカイダや『イスラム国』のような集団は、米国のような強くて偉大な国家を打ち負かすことは決してできない。あらゆる人種や宗教などからなる国家の特徴を再確認することが重要だ」
 オバマ大統領は11日朝、同時多発テロの現場の一つとなった国防総省の追悼式典で出席者とともに黙祷(もくとう)し、犠牲者に哀悼の意を捧げました。一方、ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地にできた施設で開かれた式典では、犠牲になった日本人を含む約3000人の名前が読み上げられています。大統領選の民主党候補のクリントン氏や共和党候補のトランプ氏も姿を見せましたが、クリントン氏が式典中に気分が悪くなり、予定より早く式場を離れたと一部のメディアが伝えています。

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