「北は予測不能で差し迫った脅威」米軍高官が懸念[2016/09/21 10:32]

 北朝鮮が新型ロケット用のエンジン燃焼実験に成功したと発表したことに対し、アメリカ軍の高官はミサイルがアメリカ本土に到達する能力を持つことになると強い懸念を示しました。

 米戦略軍次期司令官・ハイテン氏:「もし実験に成功する能力があるなら、米国に到達するミサイル能力を持つことになる。非常に懸念している」
 アメリカ戦略軍の司令官に指名されたハイテン氏は議会上院の公聴会で、北朝鮮のミサイル開発が進んでいるとの認識を示しました。そのうえで、「北朝鮮は予測不可能で、最も差し迫った脅威である」とし、北朝鮮の核・ミサイル問題に最優先で取り組む考えを示しました。また、国防総省関係者は、北朝鮮のロケット用のエンジンの燃焼実験は「国連安保理決議に違反している」と非難しています。

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