ノーベル平和賞“本命”の人権活動家が落選に落胆[2016/10/08 07:03]

 ノーベル平和賞の「本命」とされていたロシアの人権活動家の事務所に多くの報道陣らが集まり、受賞を逃した瞬間には落胆の色が広がりました。

 人権活動家、スベトラーナ・ガンヌシキナ氏(74):「あーーー!やっぱりコロンビアの大統領なのね」
 スベトラーナ・ガンヌシキナ氏は長年、チェチェン紛争などで発生した難民らの人権問題に取り組んできました。設立した人権保護団体は、避難施設の提供や職業訓練を通してこれまでに5万人以上を支援したとされています。また、ロシアでは言論の自由などが保障されていないと訴えていて、プーチン政権と対立してきました。
 人権活動家、スベトラーナ・ガンヌシキナ氏:「受賞しても、残念ながら政府は喜ばないでしょう。ノーベル平和賞を誇りに思う政府になってほしい」

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