イスラム教徒が大規模デモ、一部が暴徒化 75人けが[2016/11/05 17:12]

 インドネシアで行われたデモで一部が暴徒化し、75人がけがをしました。

 イスラム教の団体などは、少数派のキリスト教徒でジャカルタ特別州知事のバスキ氏が演説でイスラム教を侮辱したとして、デモを呼び掛けました。ジャカルタ中心部には4日、十数万人が集まり、政府は、警官や軍の兵士ら約2万5000人を動員して警戒にあたりました。夜になってデモ隊の一部が投石をしたり車に火を付けるなど暴徒化したため、警官隊が催涙弾を発射する事態となりました。抗議活動は夜通し続き、これまでに75人がけがをしたということです。

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