カストロ前議長が死去 半世紀最高指導者として君臨[2016/11/26 16:00]

 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が死去しました。

 弟のラウル・カストロ氏が、「キューバ革命の最高司令官だったフィデル・カストロが、25日の午後10時29分に死去した」と国営テレビを通じて発表しました。90歳でした。遺体は本人の希望で火葬されるということです。死因は明らかになっていませんが、カストロ前議長は、2006年に腸からの出血で手術を受けたのをきっかけに長期療養生活に入っていました。カストロ前議長は、1959年に当時の親米政権を武力で倒してキューバ革命を成功させ、社会主義国家の建設を進めて半世紀にわたって最高指導者として君臨してきました。この間、旧ソビエトに接近して、1962年のキューバ危機やアメリカからの経済制裁を招きました。2008年には、国家元首である国家評議会議長の職を弟のラウル・カストロ氏に譲りました。今年に入ってからは、4月にキューバ共産党の党大会で演説を行ったほか、9月にはキューバを訪問した安倍総理大臣と自宅で会談し、北朝鮮の核開発問題などについて意見を交わしました。

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