朴大統領の退陣時期「近く決断」秘書室長が答弁[2016/12/06 05:55]

　韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の親友による国政介入事件を巡り、大統領の秘書室長は、大統領が辞任時期について近く決断を下すという見方を示しました。

　韓光玉（ハン・グァンオク）大統領秘書室長は5日、国政介入事件を調べる国会の国政調査会で、朴大統領がいつ辞任するか「近く決断を下すだろう」と答弁しました。また、与党が求める来年4月の辞任を「受け入れると思う」としています。朴大統領は、早ければ6日にも辞任の時期を表明する可能性があります。デモ隊は5日夜、ソウル中心部の広場から大統領府の手前200メートルまで行進して朴大統領の即時退陣を訴えました。9日に行われる弾劾（だんがい）訴追案の採決まで毎日、デモ行進する予定です。