CNNなど“目の敵” 批判的メディア締め出し[2017/02/25 17:38]

 アメリカのホワイトハウスが記者説明の場にCNNなどトランプ政権に批判的なメディアの参加を認めず、波紋が広がっています。

 ホワイトハウスでは24日、スパイサー報道官が定例の記者会見をカメラの撮影がない「懇談」形式に変更し、記者の質問に答えました。この懇談には保守系メディアの参加が認められた一方で、政権に批判的なCNNやニューヨークタイムズなどの記者の参加を許可しませんでした。ニューヨークタイムズは「長い歴史のなかで、ホワイトハウスでこのようなことが起きたことはない」という声明を発表しました。一方、トランプ大統領はこの日も保守系の集会で「報道機関は国民の敵」などと演説し、対立が激化しています。これまでも、CNNなどを「偽のニュースを流している」などと非難しています。

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