貨物船に積まれた鉄鉱石の下からロケット弾約3万発[2017/03/08 10:30]

 北朝鮮が制裁をかいくぐって武器の輸出や軍事用品の迂回(うかい)取引などを繰り返している実態が国連の報告書で明らかになりました。

 7日に公表された国連の報告書によりますと、去年8月、エジプト当局が拿捕(だほ)した貨物船に積まれた大量の鉄鉱石の下からロケット弾約3万発が見つかりました。北朝鮮製の武器の押収量としてはこれまでで最も多いということです。また、去年2月に発射された弾道ミサイルの部品を回収して調べた結果、北京に本社がある中国企業から調達していたことが分かりました。さらに、去年7月には、マレーシアに拠点を置く北朝鮮の企業が軍事用の通信機器を中国からアフリカに輸出しようとしていたことも明らかになりました。
 一方、国連の安全保障理事会は、北朝鮮のミサイル発射を強く非難する報道機関向けの声明を発表しました。8日に緊急会合を開いて対応を協議する予定です。