北朝鮮とマレーシア極秘協議 遺体・容疑者の扱いで[2017/03/25 11:45]

 北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件で、マレーシアの北朝鮮大使館内にいるとされる容疑者らの扱いなどを巡って、北朝鮮とマレーシアの極秘の協議が始まりました。

 協議は、クアラルンプール市内にある政府関係の施設内で、日本時間の25日午前10時半すぎから始まりました。北朝鮮側からはチェ・ヒチョル副外相、李東一(リ・ドンイル)広報担当らが出席しています。チェ副外相らは24日午前、シンガポールからマレーシアに到着しました。北朝鮮とマレーシアの双方とも協議の開催について、一切、公にしておらず、メディアを完全にシャットアウトした形で行われています。協議は26日も行われる予定で、金正男氏の遺体の扱いのほか、北朝鮮大使館にいるとされる容疑者らの事情聴取について話し合っているとみられます。

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